型プレス機にて生産時に吹き付ける潤滑油が流れてプレス機下のピットに溜まります。その溜まった潤滑油を組み上げ、混入している異物を取り除き、再利用を行います。濃度調整も自動でおこないまた濃度異常になった際は警告も出してくれます。現在はアップデートも行われ、濃度の常時監視やサイクロン装置による異物除去率の向上、複数タンクへの同時給水など性能向上も進んでいます。
元々、搬送設備の電子制御をお願いしており付き合いが長かったため弊社の製造工程や環境を熟知していただいておりました。その中で製造コスト削減できるアイテムを探していた中で潤滑油の再利用という点に行きつき、装置の開発をお願いしました。
以前までは使い捨てとされていた潤滑油が再利用できるようになった事で毎月の潤滑油購入費用が約65%減となり大きなコスト削減となりました。